小林健二の道具 ← 前へ 次へ → バルサ材をさらに薄くしたり、テーパーを付けたりするにはバルサプレーンという、とても薄い剃刀の刃や、専用の紙のように薄い刃の工具を使用する。一見柔らかく軽いバルサは加工しやすく思われがちだが、ある程度精度を出した工作をするとなると、かえって難しい。例えば一番顕著なのはカンナがけ。よほど刃を薄く研いだつもりでも、バルサをむしってしまうことがある。バルサほど柔らかいと普通のカンナではとても難しい。(小林健二の道具より)