小林健二、巨石 ← 前へ 次へ → 巨石 夜明けとともに現れる何かを待つように幾千年の時間を過ごした彼らには、被造物である立石という呪縛を越えて、まるで静かな知性が物質化したような、そんな気高さを感じる。彼らの待ち続けているものは、今どこにいるのだろう。