小林健二「ぼくらの鉱石ラジオ」 ← 前へ 次へ → 戦前の日本製でこのラジオと最初に出会ったときは、すべてがメチャクチャに こわれていました。時間をかけてツマミを作リコイルを巻きなおしヴァリコンを なおして、できるかぎり当時の状態を再現してみたものです。ほとんどのパーツ がひどいダメージを受けていたのにかかわらず、茶色になったセロファンに包ん だ方鉛鉱がピカピカのまま箱の底に入っていたのは印象的でした。