小林健二の鉱物標本

ヴェルフェナイト(Wulfenite)
モリブデン鉛鉱
この鉱物の名は第一発見者の名にちなんでつけられました。ぼくが最初この鉱物が顔料になると思ったのは、ある鉱物標本店がちょっとした手違いから美しく透き通った多量の標本をくれました。その粉々になって標本としては価値がなくなったものをまとめて入手した時でした。もろく、水には溶けないので、屈折率の高いものと混ぜると美しい透明感のある黄色の絵の具になりました。ぼくは勝手にジョーンドーブ(Jaune d’aube 夜明けの黄色の意)と名付けました。標本産地:Rowely-mine,Arizona,USA

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